認定こども園ってどんな施設なのですか?
認定こども園とは、幼稚園、保育所等のうち、以下の機能を備えるものとして、法律に基づき、都道府県から認定された施設です。
① 保護者が働いている、働いていないにかかわらず、就学前の子どもたちを受け入れて、幼児教育、保育を一体的に行う機能(0~2歳の保育の必要のない子どもは入園できません)
② すべての子育て家庭を対象に子育て支援活動(施設開放、相談活動など)を行う機能
月隈こども園のよいところ・特長は?
① 幼稚園型認定こども園という、幼児教育に重点を置いたこども園ですので、全ての子どもたちに優れた幼児教育を提供することができます。
② 利用定員あたり、幼稚園基準の2倍以上、保育所基準の4倍以上の園庭を有しており、のびのびとあそびこめる環境が保証されています。
③ 2013年に完成した木の香り豊かな平屋建ての園舎は、園庭と一体化した開放感にあふれています。
④ 園舎は、太陽光発電だけでなく、井戸水を使って屋根の温度を下げる画期的なシステムを導入したエコ園舎です。
月隈の保育の特長はどんなものですか?
浄土真宗の教えを創立精神とし、ほとけの子として、一人ひとりが自分らしく育ってくれることが園の願いです。とくに、絵本活動や音楽(リトミック)活動を積極的に取り入れ、子どもたちの「こころ」や「感性」を育てる保育をしています。また各学年1クラスの編成のため、園全体の子どもたちがかかわりあうことができることも特長のひとつです。食育サークルの協力のもと、野菜作りや、梅干作りのほか、給食やお弁当を活用した「食育」活動も行っています。国指定重要文化財の長福寺本堂での体験も、子どもたちの心に残る思い出となることでしょう。
早期教育をしなくてもだいじょうぶですか?
小学校に入って、勉強ができる(45分授業を集中して受け、様々な教科に興味や関心をもつ)にはどうしたらよいのでしょうか。
また、友だちとコミュニケーションをとり、協力してものごとを進めるためにはどうしたらよいのでしょうか。そのために、幼児期にしっかりとあそぶことが必要なのです。「あそび込む」ことを通して、子どもたちの創造力や社会性、協調性などが育まれていくのです。ですから、幼児期には早期教育よりも、「あそび」が重要なのです。ちなみに、幼稚園教育要領では、幼児教育とは「あそび」を通しての総合的な教育と定めており、早期教育のことはどこにも書かれていないのです。
幼児期の「あそび」はそんなに大切なのですか?
どうしても、「あそび」中心というと、「放任」「ほったらかし」と思われがちです。そうではなくて、月隈では、教育課程に基づいて計画的な保育を行っています。そして、子どもたちの「あそび」の環境をつくり、子どもたちの「あそび」を見守り、「あそび」の中から子どもたちのよさを引き出していくことが、園が目指している保育なのです。そして、乳幼児期の子どもにとっては、「あそび」のなかにすべての「まなび」があるのです。『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』(ロバート・フルガム)という言葉が示すように、「あそぶ」ことなしにはまなべないのが乳幼児期なのです。
園の様子を見ないと不安なのですが...
ウェブサイトだけでは、園の雰囲気はわかりづらいですし、在園児同士や、園児と先生のかかわりが見えません。本園では、毎週火曜日10時~11時30分に3組限定で園の見学と保育内容の説明を行っています。それ以外の曜日でも日程の調整は可能です。その際にどうぞ園の様子をゆっくりとご覧ください。在園児の保護者にお知り合いがおられたら、園の雰囲気や内容、園児の様子などについて、ぜひ聞いてみてください。ご来園をお待ちしております。