保育理念「キラリ、じぶんらしさ。」の根幹に流れるのは、浄土真宗の教えに基づく真宗保育です。
真宗保育がテーマとして掲げる「本願に生き、ともに育ちあう保育」の実践を通して、人格の基盤が形成される乳幼児期に、違いを認めあい、互いに関わりあいつつ成長していく、しなやかなこころを育てます。
真宗大谷派の本山・東本願寺は、浄土真宗の宗祖・親鸞聖人の御廟(ごびょう)として成立しました。
京都駅北側の広大な境内地には、世界最大級の木造建築で、親鸞聖人のお木像を安置した御影堂(ごえいどう)をはじめ、壮大な伽藍(がらん)が広がります。
大谷保育協会は、真宗大谷派の関係園を中心に、真宗保育を実践する園が集まって、1949年に設立されました。
2012年には公益社団法人として認可を受けています。研修会などを通して、加盟園同士の交流を行うとともに、真宗保育について研鑽を深めあっています。
豆田町の中心にある国指定重要文化財の本堂を有する真宗寺院です。
月隈こども園は、長福寺の境内で1923年に誕生しました。
より豊かな環境を求めて、1970年に現在地に移りましたが、現在でも、入園式や修了式(卒園式)を本堂で行い、親鸞聖人のご法事である報恩講に園児全員で参拝するなど、月隈こども園にとって、最も大切な存在となっています。
子どもたちは毎日、お部屋のみほとけさまにごあいさつをして、おうたをうたいます。
わたくしたちは ほとけさまをおがみます
わたくしたちは せんせいのおはなしよくききます
わたくしたちは みんななかよくあそびます
先生も子どもたちも一緒に手を合わせ、みほとけさまに「ありがとう」とおまいりして、今日もあたらしい一日がはじまります。