保育理念・保育目標

園長ごあいさつ

 

新鮮でみずみずしい感性、キラキラと輝く好奇心いっぱいの瞳、疲れを知らないしなやかな身体、無限に広がる豊かな可能性・・・

そんな子どもたちの心身を十分に育むためには、あそびこめる豊かな環境が必要です。豊かな環境のもとで、乳幼児期の子どもにふさわしいあそびとまなびを通して、子どもたちは自らの人生の基礎を創りあげていくのです。

浄土真宗の教えを創立の精神として90年、月隈こども園は、子どもたちに本物の幼児教育を受けさせたいと願う多くの方々に支えられてきました。その想いを、「キラリ、じぶんらしさ。」という保育理念に託して、日々の保育に専心してまいりました。2010年11月には、すべての子どもたちに開かれた乳幼児総合施設である認定こども園となり、そして2013年10月には現在の園舎が竣工し、新たな歴史の第一歩を踏み出したところです。

私たちの情熱と理念に共感していただける、たくさんの皆様のご入園を、心よりお待ちしております。

 

学校法人香光学園 月隈こども園

園長 武内和朋


美しいものに感動するみずみずしい感性の子ども

子どもたちの「きれい・すごい・ふしぎ」(感動・想像)を大切にします。

 

ものごとに打ち込めるたくましい子ども

子どもたちの「なぜ・どうして・やってみたい」(疑問・試行錯誤)を応援します。

 

思いやりをもち自分らしく生きる子ども
子どもたちの「できたよ・こうだよ」(自分らしい表現)の実現を目指します。 


特徴・方針

保育理念「キラリ、じぶんらしさ。」の根幹に流れるのは、浄土真宗の教えに基づく真宗保育です。クラスごとや園全体でのおまいりや、長福寺報恩講への参詣などの活動を通して、手を合わせる心を育むとともに、真宗保育がテーマとして掲げる「本願に生き、ともに育ちあう保育」を実践します

設置基準をはるかに上回る自然に恵まれた園庭や、子どもたちがのびのびと過ごせる最新の園舎などの豊かな環境を最大限に活かして、今後の人格や学習の基盤となる乳幼児期に、もっともふさわしいものとして、あそびを通しての総合的な教育をおこないます。


子どもたちの身体的・感覚的・知的な成長を促すため、リトミックの理論を園生活に取り入れ、音楽保育や絵本の読み聞かせなど、本園独自の教育課程に基づいて、子どもたちの自発性や思考力を重視する、乳幼児期にふさわしいまなびを大切にしています。

2・3号認定子ども(保育園児)に対して、保育所としての機能を果たすだけではなく、1号認定子ども(幼稚園児)に対しても、放課後や長期休暇中、土曜日等にも、家庭的な温かさと地域のぬくもりを実感させる充実した預かり保育を実施します。


すべての子育て家庭を対象に、施設開放や育児相談を行うほか、夏祭りやもちつきなど親子で楽しめる行事や研修会の開催などを通して、親と子の育ちの場としての総合的な子育て支援活動を実施します。

園独自の「食育プログラム」に基づき、自園調理の給食を提供します。また、梅干しづくりなどの保護者食育サークル「クローバー」との連携行事、家庭とともに取り組む「お弁当の日」や、野菜の栽培等、子どもたちが積極的にかかわることができる食育活動を進めます。